終日半径5メートルの雑記。

アラサーのある程度せきららな記録。

私以外私じゃないの 当たり前だけどね

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こんばんは。ゲスの極みを生きている紺野です。

何度となくバンド名を「ゲスの乙女」と言い間違えてしまうのを、そろそろちゃんと改めなければ。そんな決意の中、流行の歌を聴いています。ゲスの乙女・・・極みがないだけでこんなにも下品になっちゃうとは。まあ、ゲスの三十路よりマシですが。。

バンド名もバンド名だけど、この曲といい「ロマンスがありあまる」といい、なんというタイトルだ・・・と、じっくり考え込んでしまいました。タイトルのインパクトすごい。あまりのハイセンスさに歌詞カードを熟読せざるをえません。昭和の時代の人間なので、歌詞は印刷したものじゃないとうまく頭に入ってこず。・・・うーん。なんというか。言葉は響きであり、字面だなーとことさら実感です。

それにしても久しぶりにバンドにハマってしまった。ちゃんと音楽を聴こうとしているのも久しぶりじゃないかしら。私はロキノン世代でもあるのですが、最近のバンドがまったく受け付けなくなっていて。それは少なからず年のせいでもあるのでしょうが(悲)、凛として時雨が出始めた辺りを最後にぷっつり聴かなくなって、あとはandymoriとか、相対性理論をぽつりぽつり聴いているくらいです。あ、や、違うか。こないだ水曜日のカンパネラも聴いて「きっびだーん きびきびだーん」を口ずさむ毎日なんだった。むしろ聴いてるわ。

いやーどうもラップっぽい早口ってじっと見ちゃわないですか。何言ってるかわかんなくてもね。それでいてサビが超ポップで中毒性あったりするからひどいんだ。

ゲスさんのアルバム「魅力がすごいよ」も本当に魅力がすごかったし、この車のCMもいいよねー。かっこよくて好きです。これ見て興味持ったんだもの。


2篇 トヨタ CM ゲスの極み乙女。「スペイド」「 ポルテ」 - YouTube

最近だと、音楽は聴いても、バンドについて調べたりサイト見にいったりすることは稀だったので、久しぶりの衝動にわくわくしました。ありがとう。

 

聴いた人を僕の感情の渦に突き落としたかった。

予測がつかない曲展開や情景が見えそうで見えにくいのにときどきぐぇってなる歌詞世界もそうだけど、私が本当に魅力がすげえなと思ったのは、サイトの中で 「魅力がすごいよ」について、ボーカル川谷さんが全曲解説しているページがあるんですよ。そこで最後の曲について下記のようなことを言ってたんです。

聴いた人を僕の感情の渦に突き落としたかった。

見出しに使っちゃってるのにさらに引用するあたり構成とかなんも考えてないというのはさておき、上記の発言、なかなかパンチがありませんか? でもって彼はそれの前に「歌詞は僕がどん底に落ちた時の気持ちを書きなぐりました」って言っている。私は思いました。

oh、それは彼のどん底を共有しろと言ってるの・・・?

しかし、不思議なものでそこからどんどん加速度的に気持ちが傾いていくのがわかりました。こういうこと言う表現者、いい。好きです私。自由に受け取ってくれれば、みたいな、受け手に委ねるアーティストが多い中、みんな巻き込まれろって素直に言えちゃう彼は素晴らしいなと。ゲスさんってけっこう俺様なのねと嬉しくなったというか。

まあ実際は表現すること=みんな俺様なわけだけど。

自分のメッセージを受け取ってくれ、自分を知ってくれってストレートに訴えてくるものにはパワーがあるし、受け取り手が主役になれない立ち入ることのできない芯があって。その欲求をストレートに口に出来る人っていうのはやっぱり強い。そしてそういう強さは、どうしようもなく人を引き寄せるんだと思う。

とはいえ、ゲスの極み乙女。って基本自由に感じて自由に踊ってくれよっていうスタンスかと思っていたので、意外に感じたというのが本音です。“意外”というのは人を惹きつけますから。

というわけで、ゲスの極み乙女。魅力がすごいよねってことで。